下川町森林組合事務所新築工事でZEB化を実現します
2022年12月23日
下川町森林組合事務所新築工事では、国が推し進めているカーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略の一環である「ZEB Ready」を取り入れた、高断熱で高効率な省エネ設備を備えた建物となり、旭川以北では初の建設となります。
ZEB化によりエネルギー消費量が削減できることから、光熱費を大幅に削減できるとともに、CO2排出量も削減できるので環境負荷の少ない建物となり、下川町が取り組む「SDGs」の達成にも寄与できるものと考えております。
新事務所では、組合員の皆様が気兼ねなく足を運んでいただける施設として、下川町における林業・林産業の拠点となるよう整備して参ります。
●新事務所のコンセプト●
「木箱のような事務所」は、積雪寒冷地の木造事務所のモデルであり、下川町林業・林産業のシンボルとなる建築です。木材を活かしたシンプルで飽きのこないデザインは、木質繊維の高断熱材を用いた高気密高断熱で快適な執務環境となっております。さらにEHP高効率空調とLED導入によるZEB化を取り入れることにより、一次エネルギー消費量51%削減の実現や、長く使える可変性のある安心な構造計画で、空調システムには温水暖房を導入し、将来を見据えたバイオマス熱供給への切り替えを可能として、さらなるCO2削減を目指した事務所です。
●新事務所の概要●
- 所 在 地:北海道上川郡下川町南町133番地
- 延べ面積:269.63㎥
- 構造階数:木造1階