下川町でバイオマス発電所が稼働
2019年5月1日
下川町西町に北海道バイオマスエネルギー株式会社が木質バイオマス発電プラントを建設して、令和元年5月から稼働を始めました。道内の未利用間伐材等を原料とする木質ペレットをガス化して燃焼し発電を行う施設となっています。
このペレットをガス化する工程で粉末状のバイオマスチャー(炭の粉・炭化物)が副産物として一定量発生します。ペレットの原料は森林由来の木材で不純物の混入が無いので、バイオマスチャーにも有害な物質は認められておらず、優良な木質炭化物とみられます。
令和2年度はこのバイオマスチャーの有効な利活用について、調査・研究をしていきます。道総研林産試験場や農業試験場などの専門家の協力を得ながら、成分分析や効能等の調査研究を行ない、市場、販売先とも連携して新商品の研究開発に取り組みます。